東京駅前のホテルで、
パーティースタイリングをさせていただきました。
こんにちは。
わくわく、ドキドキを創造する
パーティーデザイナー&食空間プロデューサー
橋本尚子です。
オークウッドプレミア東京様より、
ご依頼をいただいたパーティースタイリング。
春のスプリングパーティー、
夏の夏祭りに続いて、
3度目のご依頼。
今回は「お月見」がテーマでした。
前回の夏祭りがカラフルで、
賑やかな演出だったので、
今回はしっとりとした
大人のお月見を演出。
今回の演出ポイントは、
①切り絵
②流木
③光と影
です。
月とうさぎ
ややもすると、
子供ぽくなりがちな「月とうさぎ」
大人ぽく演出するには
どうしたら良いのか。
悩み、考えること2週間。
たどり着いたのが、
切り絵で表現すること。
五感への刺激を求めて、
伺った展示イベントで、
この行灯&切り絵を見た瞬間、
パッと脳裏に思い浮かんだのが、
Twitterで繋がっている
「ひらるみ」という存在。
会ったことはないけれど、
日々Twitterを通じて交流し、
学生時代からの友達!?と
錯覚してしまうような大切な友人。
その彼女がなんと切り絵影師。
相談したところ、
快く引き受けてくれました。
通常切り絵というと、
黒をイメージしますが、
せっかくのコラボです。
黒の切り絵&白の行灯では
面白さに欠ける!
と思い、
行灯は濃い紫と濃い緑色に決め、
切り絵はゴールドで依頼しました。
大阪と東京。
直接会うことは難しくても、
Twitterのメッセージ機能で、
たくさん話し合い、
ストーリーあるお月見を3種類、
作成してくれました。
切り終えました〜〜(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
今日は子供達が帰って来たら遊ぶ約束をしていたので何とか間に合いました!
お花見と言えばススキ‼️最後にススキを残していたので半泣きでした。さて!尚ちゃん‼️バトンタッチだ😊尚ちゃんの感性を楽しみにしているね!私は本業の切り絵影にGOします♪ pic.twitter.com/mJGWHVWZPw— ひらるみ(平瀬留美)オカン1.0 (@hirarumi_go) 2018年9月18日
お子さん2人のママでもあるひらるみ。
忙しい合間をぬって、
完成させてくれたのがこちら。
- 今にも飛び出してきそうな、
躍動感のある切り絵です。
ポイントは2種類のゴールドペーパー。
ゴールドの濃淡が、
2Dの切り絵に、
動きをプラスしてくれています。
流木
行灯もさることながら、
もう1つひらるみの切り絵とコラボさせたいと
思ったのが「流木」
ネットで検索したり、
資材屋さんへ足を運んだりしましたが、
どうにも一目惚れするほどの
形には出会えず、、、
流木探しは難しい!
という現実を突きつけられ、
別の代案を検討しはじめた頃。
家族で伊豆の下田へ出かけました。
なんと!!
そこで運命の出会いが待っていたのです。
数日前から、来月のパーティー装飾で使いたい流木を探していたら、下田のビーチでめちゃめちゃ形の良い流木発見😆
でも、電車で持って帰れるのか!? pic.twitter.com/3ViOngfeeY— 橋本尚子 わくわくドキドキをプロデュース (@partystylistnao) 2018年8月10日
「流木は海で探すと良いよ」と
友人からアドバイスを受けていましたが、
そんなことはすっかり忘れ、
海を満喫することだけを考えて、下田へ。
たまたまビーチを散策していたら、
瓦礫の中に凛と佇む流木を発見しました。
きれいだし、形も良い!
とは思ったものの、
私の背丈に近いサイズの流木です。
車も無ければ、
まだ旅も始まったばかり。
どう考えても無理よね、、、
と自分に言い聞かせ、
忘れようとしましたが、
運命の出会いです。
忘れようとしても、
脳裏から離れません。
100%反対される!とわかっていても、
夫に相談してみることに。
予想通り反対されましたが、
説得すること30分。
渋々ながらも、
承諾してくれて、
無事我が家へ持ち帰ることに。
昨日伊豆の下田で見つけた流木。1泊駅の事務室にお泊まりして、無事東京へ持ち帰ってきました。夫に隠し撮りされてた、、、笑
駅も電車も空いててよかったー!
1m以上あるので、チラチラ見られてちょっと恥ずかしかったけど、素敵な流木に出会えてよかった! pic.twitter.com/zmR7iwFXRQ— 橋本尚子 わくわくドキドキをプロデュース (@partystylistnao) 2018年8月11日
光と影
行灯とは、照明器具の1つ。
当初は和紙で筒を作り、
その中にライトを置いて
行灯を完成させる予定でした。
ただ実際にライトをつけてみると、
行灯の和紙×切り絵のバランスが、
光によって崩れてしまうことが判明。
急きょ、行灯からライトをはずし、
スポットライトを
両サイドより当てることにしました。
スポットライトに切り替えたことで、
当初考えていたものよりも、
ドラマティックな演出に
なったと思います。
オークウッドプレミア東京の
スタッフの方々にも、
気に入っていただけて、
一安心です。
長くなりましたので、
フラワーアレンジ、
そしてパーティーフードについては、
次の記事でご紹介させてください。